肩こりの原因となりやすい体のゆがみと背骨の構造
◎ 体のゆがみが肩こり頭痛を招く?
206個前後あるといわれている骨の組み合わせ、つまり206個の骨の集合体である骨格が正しい位置でなくなってしまっていることの結果として体のゆがみが起きています。
骨格のゆがみが起きていると、関節を飛び越えて骨と骨に付着している筋肉にもひきつれやたるみが生じて、筋肉の過伸展や筋肉が縮んで過度の緊張が起きて、これがこりや筋肉の張りとなって現れて、首筋のこり、肩こりや肩の筋肉のはりにつながっているのです。
この体のゆがみを無視しての肩こり解消は理に適っているとは言えませんし、「肩の筋肉の血行不良により酸素や栄養分が不足し、老廃物が蓄積されることで肩こりになっている」という一般論では真の肩こりの原因追及にはなりません。
◎ 背骨が芯になって体を支えています。
人体を支える軸である脊柱は椎骨33~34個とその間にある椎間円板(椎間板)かなり、頭蓋骨の下から骨盤の中央部分まで連結しているのを背骨と私たちは呼んでいます。
脊椎には脊柱管という筒状の部分に、頭蓋骨の脳幹から続いている脊髄神経が脊柱管を通り脊髄神経から分岐した神経根という神経の枝を椎骨の隙間から出しています。
脊椎の椎骨は7個の頸椎・12個の胸椎・5個の腰椎・5個の仙椎・3~4個の尾椎から構成され、側面から見るとゆるやかなカーブ(生理的彎曲)を前方と後方に描いていてS字状になっています。
この背骨のS字状カーブの詳細は、背骨を側面から見ると頚椎は前方に弧を描き(頚椎前弯)、胸椎は後方に弧を描き(胸椎前弯)、腰椎では再び前方に弧を描くようなかたちになり、骨盤の前傾とともに仙椎は後方に弧を描き、背骨の生理的なS字状カーブを描いています。
この生理的な背骨のS字状のカーブによりバランスを保ち、4~8Kgの頭の重みを支えて地面からの反作用も吸収し、2本足で立ったり歩いたりしているのです。
背骨は全身のバランスを保っているだけではなく、上半身を前後左右に曲げたり捻転したりなどの様々なな動作にに対応できる構造なのです。
椎骨と椎骨の間には軟骨で出来た椎間板とあり、椎間板が衝撃を吸収したり背骨の自由な動きをスムーズにしたりする役目を果たしています。
椎間板の表面には線維輪という硬い部分で被われ、その中にゼリー状の髄核という部分があり、この髄核がはみ出して神経根を圧迫して首の痛みが出ているのを頚椎椎間板ヘルニアと呼び、腰の場合は腰椎椎間板ヘルニアになります。
首の7つの骨の連結である頸椎と肩の関節は特に肩こりや首筋のこりの原因と深い因果関係があり、頸椎の特徴として胸椎や腰椎にくらべて、前後左右・捻転などの可動域が広く4~6kgもある重い頭を支えています。
この重い頭を支えながら、日常生活で複雑な首の動作をしなくてはならないのですから、頸椎には絶えず負荷がかかり続けていますから、頚椎のゆがみは肩こりの原因につながって参ります。
肩関節も、重い腕を支えながら様々な動きする日常生活において、頸椎同様に負担がかかりますから肩こりの原因になる部位なのです。
◎ 肩こりや首筋のこりと首のゆがみ(頚椎のズレ)に関連する病名
◇ 変形性頚椎症(頸部脊椎症)
◇ 頚肩腕症候群(けいけいわんしょうこうぐん)
◇ 頚椎椎間板ヘルニア
◇ 頸椎の外傷(むち打ち症)
◇ 胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)
◇ 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
◇ 頸椎後縦靱帯骨化症
上部頸椎の矯正により、肩こりや首筋のこりの原因を解消いたします。
肩こり解消は、体ゆがみ矯正が有効なのです。 |